井土ヶ谷での歯医者の帰り、坂東橋へ歩く、健康のために。
有名な、昭和レトロな焼きそばや、磯村屋へ行こう。
磯村屋一帯が、古い商店街 。
磯村屋の女主人が、ひたすらそばを焼く。
客は、ひっきりなしに来る。
順番に一人分ずつ焼いていくので、時間がかかる。
常連さんは、おでんを自分でとり、焼きそばをオーダーし、
おでんを食べながらそばを待つ。
これは、野菜といもの大盛り、300円。安い!!
そして、まっずい!! とくに一口目が、驚くほどマズイ。だんだん慣れてくる。
女主人にお年を聞いたら、女性に年を聞いたらダメ、とおっしゃった。
昭和22年創業ですって。
20歳で始めたとしたら、87歳ですね!
この穏やかなおばあさんの焼きそばが食べたくて、
みんな来るんだね。
客人たちは、
阪東橋商店街で買ったであろう赤飯や、草餅や、アミの佃煮を、
女主人にあげて帰っていく。
(あげた分の方が、焼きそば代より、高いんじゃないの?)
郷愁を味わいに来る人たちのために、ひたすらそばを焼く女ご主人。
健康が守られますように。